二風谷アットゥシ【伝統的工芸品】【北海道】
(みなさんこんにちは、SARZ(サーツ)です。))
今回は、実質一回目のブログ投稿ということでかなり緊張しています。
内容はしばらく伝統的工芸品について書いていこうと思っています。
理由は特にありません。
早速本題に入りましょう!
今回のテーマは「二風谷アットゥシ」です。
北海道の工芸品みたいですね。
アットゥシなんてイントネーション全然わからないけど!?
土地について
二風谷アットゥシは沙流川流域で古くから伝わる伝統的な織物だそうです。
北海道沙流川https://goo.gl/maps/BjW23cbLCd1Sb2yq5
沙流とはアイヌ語のsar(葭原[よしはら])に由来しているそうです。
葦をかき分けて浅瀬を進む様子が目に浮かぶようです。
二風谷はアイヌ語のNiptani(木の生い茂るところ)に由来しており、
なんと
アイヌ族の人口比率が北海道の中で最も多いんです!
伝統の香りがしそうです。
製法について
材料はシナノキやオヒョウの樹皮のみで、
採取した樹皮を煮たり、削いだりしながら繊維をとりだして
細く裂いたものを撚って糸にするのです。
一玉作るのに1ヶ月かかるというのだから驚きです。
多くの人が協力して樹皮を集めたりしたのかと思うととても尊い布に思えてきますね。
織るときにもアットゥシカラベという特別な織機を用います。
縦糸は一方を杭に固定した部品に引っかけながらもう一方を織機で引っ張って往復するようにかけていきます。
当然二人がかりで、しかも外での作業となります。
縦糸が張り終わったら次は織る作業です。
杭に固定していた部分を今度は屋内の柱に固定し、織り手は反対側に座り、織機を引っ張りながら織っていきます。
床に座って織るなんて独特な光景ですよね。
これで二風谷アットゥシ完成です。
感想
絹みたいになめらかで儚い質感の布もいいですけど力強い植物性の布地も安心感があっていいですよね。
それでは。
参考サイト
二風谷アットゥシ | 伝統的工芸品 | 伝統工芸 青山スクエア (kougeihin.jp)
二風谷アットゥㇱ(にぶたにあっとぅし)の特徴 や歴史- KOGEI JAPAN(コウゲイジャパン)